2016年12月6日火曜日

川の健康を守るために、 石けんを使ってください。

よく川沿いの道を散歩します。
天気がいい日は、川面が銀の光となって流れ、
やっぱり水を見ると気持ちが柔らかくなります。

川沿いの散歩道の木々も
赤いドレスをまとって、
いつもよりやさしく見えます。

ただちょっと気になることがあります。
それは、川面を行く、消えない白い泡をよく見かけること。
とくに10時ころ、あるいは2時ころに、
この白い泡が多く発生しています。

そうです。
ご飯が終わって、食器を洗ったり、洗濯をしている時間です。
消えない泡は、合成界面活性剤です。

どうして合成界面活性剤とわかるのかというと、石けんの泡は、汚れに合うとすぐに分解して、いつまでも泡の形状を保つことはないからです。

自然界で分解しにくい洗浄成分である合成界面活性剤の泡は、水の生態系をどんどん壊してしまいます。
この泡が流れている川は、やがて自然浄化力を無くしてしまいます。
その結果、川の透明感は失われ、青黒い不健康な川面になっていきます。

私の散歩道の川も年々、色が変わっていくので心配です。
そういえば、鳥の姿も減っているような気もします。

昔は、美しく光る羽を持ったカワセミもいたのに……

汚れた川の水は、じつは廻って私たちの口へとやってきます。
川の健康は、そのまま私たちの健康とつながっています。

きれいな川をそして自分を守るために、洗剤やシャンプーは、
ぜひ石けんを使ってください。

2016年11月22日火曜日

本物のオーガニックコスメが教えてくれること

オーガニックコスメは、植物のパワーを活用したコスメです。

たとえば、古代から美容成分として愛用されてきた薔薇には、
乾燥肌に対して皮脂分泌を促す作用があります。

木の根元に広がる木の葉。
それは年々、
大地をもっと栄養豊かにしてくれます。

 またラベンダーは、フランス人がもっとも好きな香りとして知られていますが、
抗菌作用にすぐれており、肌を清潔に保って、吹き出物を予防し、
なめらかな肌を保ってくれます。

日本では、ヘチマ水が使われてきましたが、抗酸化力がきわめて
高く、肌のくすみやシワを予防してくれます。
そのためヘチマ水は、「美人水」とも呼ばれてきたほど。

昔から使われてきた美容植物は、
知れば知るほど、素晴らしいパワーを秘めています。

青い空を背景に輝く、金色のイチョウの木。
自然は素晴らしい芸術家ですね。

しかし合成成分が入り混じったコスメでは、
植物本来のパワーが発揮されることはありません。

年々、オーガニックコスメへの関心は高まっていますが、
合成成分が入り混じった製品も多いので、
オーガニックコスメ本来の良さは伝わらないのではと心配です。

花のように
鮮やかな木の葉。
何故、こんなに
きれいなんだろう?

「オーガニック生活便」が、天然100%であるオーガニックコスメに
こだわるのは、植物のパワーをぜひ皆さんに実感してほしいからです。

本物のオーガニックコスメにとって欠かせない条件は、
まずは天然成分100%であることです。

本物のオーガニックコスメを使っていると、
植物の素晴らしい力に気づき、
自然と、自分の体がひとつに結ばれていることが
実感できるようになってきます。

いつもの散歩道も
鮮やかな色合いに染められてました。

2016年11月11日金曜日

ハッピー・オーガニックライフ――地球と私のからだは繋がっている

11月、寒さがつのってきました。

でも、また「小春日和」で温かくなるという話も出ていて……。

秋と言えば、やっぱり萩の花。
しっとりとしたピンクが心を和ませます。
秋の七草にも入っていますね。


風邪をひく人が多いようですが、こうしたアップダウンする天候にからだがついていけないことがあるのでしょう。

ぶるぶると体が震えるほど寒くなったと思ったら、次の瞬間は、汗をかくほど、ほてってきたり……


川岸のススキにとまっていたバッタくん。
秋の風を感じます。

以前から地球もひとつの生命体という考え方がありました。

その考え方からすると、最近の気候の変わり様は、地球が体調を崩しており、なんとか調和をとろうとしているのかなとも思えます。

つまり地球も風邪をひいているのかも……。

地球にやさしい生活をすること。


それはただの美しい言葉ではなく
そこで暮らしている私たちが元気に生きるための、本当に有効な方法です。


金色の秋の陽ざしを
散らしながら揺れるススキ。
ススキは、素朴どころか、
とても華やかな植物なんですね。

地球と自分は、ひとつにつながっている、と感じながら暮らすこと。


2016年10月6日木曜日

「細胞を壊す」のは、合成界面活性剤

医療現場での不審な問題が明るみに出て以来、「逆性石けん」という言葉をよく聞くようになりました。

ちょっと気になるのは、「逆性石けん」という言葉です。
あたかも「石けん」が悪いというイメージを与えてしまいます。
「逆性石けん」も「石けん」もたしかに「界面活性剤」ですが、その働き方はまったく異なるものです。

まず「界面活性剤」とは何か?
「界面」とは、質が違うものの境界を意味しており、「活性」とは、境界を無くしてしまうことを指しています。つまり本来、混じり合わない水と油を、混じり合うようにできる成分です。
そのため化粧品では、洗浄成分や乳化剤としてよく使われています。

「界面活性剤は細胞を壊す」、と言った言葉も出ていますが、これまた誤解があるようです。
正確には、「界面活性剤」ではなく、「合成界面活性剤」というべきです。

今回、使われていた「界面活性剤」は、「陽イオン系界面活性剤」だったとのこと。

ちなみに「界面活性剤」は、4つの種類に分けられます。「陽イオン系界面活性剤」、「両性界面活性剤」、「非イオン界面活性剤」、「陰イオン界面活性剤」があります。これらは、「界面活性剤」が水に溶けた状態の特性を表しています。

石けんもまた「界面活性剤」ですが、「陰イオン界面活性剤」に分類されており、イオンが対極の「陽イオン系界面活性剤」は、別名「逆性石けん」と呼ばれているわけです。「逆性石けん」は本来の石けんとはまったく違う働きをする「合成界面活性剤」です。

石けんには、「合成界面活性剤」のように細胞を壊す働きはありません。

石けんは、何かを洗うと、すぐに「活性」という働きを失うのです。
ところが「合成界面活性剤」は、洗った後も「活性」という働きを失うことがありません。水と油を混ぜ合わせる「活性」という働きを持ったままなので、肌の奥に浸透し、細胞を壊してしまうなどの作用を及ぼします。
「合成界面活性剤」がベースの合成シャンプーが、石けんシャンプーに比べて泡立ちがいいのも、「活性」という働きが持続するからです。

「界面活性剤は細胞を壊す」は正しくはありませんが、「合成界面活性剤は細胞を壊す」は、真実です。

今、「婦人科系の病気」が急激に増えていることも、合成シャンプーが関係しているのではという説も出ています。
事実、シャンプーを合成から石けんに変えただけで、生理痛が軽くなったという話もあるほどです。

髪と頭皮と、そしてからだのために、ぜひ石けんシャンプーを使いましょう。

2016年9月2日金曜日

オーガニック生活便ができました。

「オーガニック生活便」14号が、印刷所から上がってきました。
最新号をお待たせしました。皆様にお届けする作業を行っております。
今回の編集作業もあれでもないこれでもないと、磨き上げてきました。ただの商品カタログではなくオーガニック情報満載の「オーガニック生活便」をお楽しみください。
核のないオーストリアの森林エネルギーの活用、アマゾンの森の実情について新しい取り組みを紹介し、成功している事例をお知らせしています。
日本オーガニックコスメ協会は、消費者の立場からオーガニックコスメの基準を定め、JOCA推奨品マークを作りました。どのような商品にマークがついているかもカタログで表示、説明しています。
「衣食住丸ごとオーガニックライフ」を実現できるカタログ誌としてご活用ください。 木村寿宏

ついにオーガニック生活便14号をお届けできます‼

2016年8月24日水曜日

ブドウの収穫

8/21は、アイシスで手入れをしている山梨県甲斐市の双葉に借りているブドウ園の手入れでした。無農薬で育てている巨峰のブドウ園。今年もおいしいブドウを収穫できました。熟れているブドウをつまみ、のどを潤しながらの収穫作業。ここまで続けてきた手入れを思えば本当に楽しい収穫作業でした。
今年初参加していただいた青木さんのご家族、お疲れ様でした。美依奈ちゃんはブドウの収穫とか、カエルを捕まえたりと楽しんでくれた模様。来年は私の娘も参加できれば遊んであげてね。土井さんも前日から一緒に動いてもらってありがとうございました。
ブドウ収穫を終え、山梨県富士川町の家に全員で移動して、お昼ご飯をいただきました。水上さんの作ってくれたパスタ、ズッパデペッシェはいつもながらに旨い。
夕方には、富士山にかかっていた雲が消え去り、夕日を受けた富士山がきれいだった。また、来年に向けてブドウの手入れを頑張ろう。無農薬の巨峰づくりに参加しませんか?  木村寿宏


皆さんお疲れ様でした。

夕日の富士山はきれいだ。

色づいてしっかり実っている。

2016年8月19日金曜日

オーガニック生活便14号の制作報告

こんにちは、アイシスの木村です。

長らくお待たせしていた、「オーガニック生活便14号」が仕上がりつつあります。
そろそろ印刷にかけられるようになってきていますので、
もうしばらくお待ちください。

今回は日本オーガニックコスメ協会のJOCA推奨品マークのお知らせや、
オーストリアの原発、エネルギー事情、アマゾンの保護活動、
そのほか、新しく取り扱いを始めた商品をたくさんご紹介しています。

掲載情報もぎりぎりのこの時点でも、更新を続けています。

表紙と、JOCA推奨品マークのページの様子を貼り付けました。

乞うご期待!










2016年5月19日木曜日

ラウリン酸~3 伝統医療でもラウリン酸効果が使われてきた

世界各地で飲まれてきたココナッツオイルは伝統医療にも使われてきました。
インドではアーユルヴェーダの治療薬として、やけど、皮膚治療に使われてきました。インドネシアではやけどや怪我にココナッツオイルを塗り込むなどの手当に使われてきました。

それというのもやはりココナッツオイルに含まれているラウリン酸の効能が治癒に役立つからなのです。抗菌力が高いラウリン酸は、傷口を細菌から守りながら、皮膚を早く再生してくれるのです。


これらの地域の人々はラウリン酸などという物質を知らなくても経験的にココナッツオイルが、何よりもたよりになる薬になることを知っていたのです。

 (木村) 

経験的に実感してきたことが、現地の伝承として残り、ヤシの実を利用してきたのでした。

2016年4月14日木曜日

ラウリン酸~2 腸内フローラを美しくするラウリン酸

お腹の中の花畑である腸内フローラをきれいにすることが健康になることにつながることが言われるようになりました。

じつはラウリン酸とモノラウリンは腸内の悪玉菌を減らし、善玉菌を活性化させる働きがあることもわかってきました。ココナッツオイルを摂りつづけていると、腸内フローラが入れ替わり、重要な栄養素の吸収が良くなってきます。

つまり、ココナッツオイルがお腹の花畑をきれいにしてくれるというわけです。

 (木村) 

ラウリン酸の分子模型を作ってみました。黒い球が炭素、白い球は水素、赤い球は酸素です。生物を作る有機化学物質は、炭素が連なった細長い構造を持っています。赤い球が二つある構造は、「酸」と呼ばれており、生物には欠かせないものです。

2016年3月30日水曜日

黒髪のオーガニック・ビューティ

ヘアカラーのリスクについては、以前から言われていましたが、相変わらず、多くの人が使用し続けてきました。それは、美しさというものが、自然と切り離され、簡単に外側を繕えばいいという考えが普通になっているためです。

しかし身体のリスクになってしまうような美容法が、本来の意味での美しさとはほど遠いものであることはいうまでもありません。

今一度、美しさのイメージを作り出すのは、ファッションや企業ではなく自分自身であることを思い出すべきです。美しさは、規格化されたものではなく、それぞれの個性を重んじるものであるはずです。

そう考えるとき、自然がくれた美しい黒髪をもっと大切にしたい気持ちになるのではないでしょうか。

今こそ、黒くつややかな、本当の髪を取り戻しませんか。本来の自分の美しさを見つめ、生命そのものの輝きを大切にし、そして楽しみませんか。

その人が持っている、自然な美を育むこと。それは本物のオーガニック・ビューティの始まりです。


2016年3月28日月曜日

ラウリン酸~1 母乳に含まれているラウリン酸

ここ少し前から、ココナッツオイルがブームになっています。

 ダイエット、糖尿病や痴呆症予防など、話題になっているココナッツオイルですが、じつはラウリン酸という成分が多く含まれています。 このラウリン酸自身やラウリン酸が体内で変換されたモノラウリンには、抗菌抗ウイルス作用があり、免疫を向上させる働きがあります。

 そのため、ココナッツオイルは生活習慣や食生活の多様化で免疫力が下がっている現代人にはもってこいのもの。

 母乳は、赤ちゃんの免疫力を高めると言われていますが、ココナッツオイルと同様にラウリン酸が豊富に入っており、このことからもラウリン酸の免疫力アップ力がうかがわれます。また、マレーシアでは女性のお産前後に肌をきれいにするためにも使われてきました。

 (木村)


ココナッツオイルがブームですが、
主に含まれている脂肪酸はラウリン酸です。

2016年3月24日木曜日

今、黒い髪が美しい

最近、ヘアカラーの弊害が話題にのぼるようになりました。

頭皮のかゆみやかぶれを引き起こすヘアカラーの問題が、ここにきてテレビや新聞などでもとりあげられるようになりました。


ヘアカラーは、ファッション性が重んじられる今の時代では、あたかも欠かせないもののようになっています。

しかしヘアカラーには、肌や身体にとってかなり大きなリスクがあることは明らかです。
そんなリスクは、ヘアカラーがアレルギー性のある染毛剤やほかの石油合成成分で作られているために起きてきます。

ヘアカラーの合成成分は、髪や頭皮の細胞を破壊してしまうので、かゆみやかぶれのトラブルが出てくるのはごく当たり前のことなのです。

さらにヘアカラーの合成成分は、細胞を通過して血液中に運ばれ身体にも蓄積します。その結果、かゆみやかぶれといった外側のトラブルにとどまらず、ガンなどの深刻な身体の問題までも引き起こすことが、アメリカや日本の研究で報告されています。

ヘアカラーは、使うたびに、頭皮や身体を酸化(=老化)させてしまうのです。

それでは、美しくなるどころか、お金をかけて真逆のことをしているのでは?

2016年2月1日月曜日

自然に従えば健康になれる


最近、ちょっと嬉しかったこと、

以前から髪が薄いと悩んでいた女性から、
「やっと髪の悩みが無くなりました」と電話がありました。

最初に彼女の電話があったのは、もう半年前のこと。
そのときは、「電話の声にも髪が抜けていく!」という怖さが声ににじみ出ていて、深刻さが伝わってきました。
「毎朝、枕に驚くほどの抜け毛が落ちていて……」。
話を聞くうちに、彼女の抜け毛の原因は、合成シャンプーに加えて、直毛矯正、ヘアカラーと合成成分のオンパレードケア。彼女はシャンプーを変えたり育毛剤を使ったりしたけど、まったく効果なしとのことでした。

そのときに、私がしたアドバイスは、「まずは合成シャンプーを使うのを止めて、そのほかの合成成分も一切、髪や頭皮に使わないこと」。
当時、彼女は頭皮が荒れすぎて、石鹸でも刺激があるようだったので、「しばらくクレイと湯洗いのみで、髪を洗ってくださいね」とアドバイスしました。少し、落ち着いたところで石鹸シャンプーに切り替えてもらったのです。

じつは、彼女は、顔の乾燥にも悩んでいたのですが、天然成分100%のケアを続けるうちにそれも治ってしまったとのこと。
彼女いわく、「徹底して天然成分にこだわるが大事なんですね」。

育毛も有機栽培に徹すれば、健康な髪が蘇ります。
こうした事例に出会うたび、シンプルに自然に従うことで健康になることをいつも実感しています。



美しい花が咲くためには、大地が健康であること。
きれいな髪のためには、頭皮が健康であること。

2016年1月26日火曜日

いろいろ使えるジンジャーパウダー


このところ、とても寒い日が続いています。

暖房をつけても、上着を着ても
なかなか体が温まりません。

そんな時におすすめなのが
「ムクティ」の「ジンジャーパウダー」。

アーユルヴェーダでよく使われる自然療法
「ショウガパウダーの湿布」に
使いやすいこちらのパウダーですが、
料理や入浴剤にも使いやすい商品です。

内側から外側から生姜パワーで冬を乗り切りたいと思います。

※入れすぎには注意してくださいね

2016年1月18日月曜日

やさしいハーブの化粧水

最近化粧水を色々と試していますが、今のところ、アルテ ハーバルウォーターの「カミツレ」が特にお気に入りです。

化粧水を手に取ってみると、優しいながらもしっかりとハーブの香りがして、まるでカミツレのガーデンにいるような気分です。

私は敏感肌なのですが、カミツレは作用がやさしいと聞いて実際に試してみたら刺激になりませんでした。安心して使える化粧水に出会えました!

敏感肌の方もそうでない方もぜひ試してみてください。


空気の綺麗な長野県中央アルプスで育つカミツレ








2016年1月12日火曜日

ピース・オーガニックライフ2016年

新しい年が始まりました。
平和な年でありますように! 改めてそう思います。

幸い、この70年間ほどは、日本に住む私たちは平和な時代を過ごしてきましたが、
最近はいろいろと心配になる出来事が起きています。
平和がすっかり当たり前になっている私たちですが、
これからも平和であり続けるために、様々な工夫と配慮、意見を明確に言うことなどが求められることでしょう。

地球環境と共生するオーガニックライフにとって、
まずは平和であることが大切な前提です。

何千万何百万年も続いてきた花と虫の関係、ほのぼのとした気持ちにしてくれますね。こんな綺麗な光景がこれからも変わることなく見ることができますように!

2016年1月1日金曜日

謹賀新年

あけましておめでとうございます。

旧年中は「オーガニック生活便」を
ご愛顧いただき誠にありがとうございました。

今年も、衣食住丸ごと
オーガニック情報をお届けしてまいります。

何卒、よろしくお願いします。

2016年元旦


伏見稲荷大社

桜の枝を少々頂いて桜餅を作りました。

桜餅が大好きなのですが、市販の桜餅はよく見ると商品添加物がいろいろと入っています。 よくあるのが赤色●号、きれいなピンク色が石油のタール色素だったりして……! 桜のにおいも合成香料……!  そこで散歩の途中で、小道に伸びだしていた桜の小枝を少々もらいました。 もちろん農薬な...