2018年9月21日金曜日

ちょっと不思議な蝶との出会い

ときどき、山梨県の山間にある小さな村に出かけます。

ここで民家を借りており、自然に親しむひとときを楽しんでいます。
民家のすぐわきには、小川が流れており、家の中はいつもその川の音に包まれています。
自慢は、縁側から富士山が見えること。
縁側からこんな富士山が見えます。
富士山はその日によって雰囲気や色が変わります。
 
先日、村では、ナチュラルライフをテーマにしたイベントがありました。
自然を求めて移住してくる人が多いところです。


庭では、季節ごとに、オダマキ、ユリ、桔梗など、いろいろな野生の花がまるでぱっと目が覚めたみたいに咲きます。
突然、庭にこんな可憐な花が咲いていて、びっくり!



ここでは、畑を作ったり、草刈をしたり、野草を料理にしたりと、都会ではできない暮らしを楽しんでいます。
サラダに民家の庭で咲いていた赤い花をアレンジしました。

トンボや蝶など、最近ではあまり見なくなった虫もよく飛んでいて、懐かしい心地になります。



その朝、ちょっと不思議なことがありました。
民家の中に入ってきた一匹の蝶が、私の左指の人差し指にとまったまま、動かなくなったのです。
左指にとまったままの不思議な蝶さん。

茶色の目のような、不思議な模様がある蝶です。
蝶は、何故かすっかり気に入ってしまったらしく、蜜を吸うときの長いストローのような口を伸ばし、人差し指のあちこちに触るので、くすぐったい感じが続きました。

私がじっとのぞき込んでも、
蝶は目をくりくりさせながら止まったまま。
だんだん可愛くなってきて、追い払う気にもなれず、そのままにしてキッチンで朝ごはんを作り始めました。

左手は蝶が止まったまま、右手だけで野菜を切ったり、卵を割ったり。
きっとガスレンジの火をつけ、料理の匂いがすれば、
蝶は飛んでいくだろう……



ところが朝ごはんが出来上がっても、蝶はそのまま長い口を伸ばして、
私の人差し指のあちこちを吸い続けていました。

『でもそこでは蜜は吸えないでしょう、
さあ、自然の中に帰りなさい。』

そう言いながら、庭に出て、蝶を赤い花の上に移そうとしました。
途端に、蝶はまるで夢から覚めたように舞い上がり、
遠くへと行ってしまいました。

なんとその蝶は、40分以上も私の人差し指に止まっていました。
もし赤い花の上に移そうとしなかったら、
それ以上の時間になったことでしょう。

自然と一緒に生きるという言葉が、
指の上のくすぐったさになって残り、
一日中、不思議な、そしてふんわりとした温かさになって、
私を包んでいました。



蝶さん、ありがとう!
ときどき自然は、奇跡のような、素敵な出来事を贈ってくれます。

2018年9月5日水曜日

ヘアダイの不安


今やヘアダイは、世界中で当たり前になっていますね。

女性は年代を問わず、若い男性もヘアダイがオシャレになっています。
なにしろサッカー選手やタレントさんまでヘアダイをする人が多いのですから、その影響は大きいですね。


でもヘアダイは、もう何年も前から、あちこちで発ガン性があることが言われてきました。
アメリカ、北欧、そして日本の医療研究機関で、ヘアダイは、リンパ腫や乳がんなどにかかりやすくなるリスクが報告されています。
実際、乳がんになる確率は、4人に一人、3人に一人と年々増え続けています。


怖いことに、実はヘアダイに限らず、この数年間に、どんどんからだにリスクをかけるオシャレが増えつづけています。
エクステ、カラーコンタクト、ネイルアートなど、いずれも石油系合成成分で作られたものです。
つまり見かけのオシャレを追求すればするほど、体が合成成分の影響を受けることになります。



はたして体に深刻なリスクをかけるオシャレが、本当の意味で美容と言えるのかとても疑問です。
健康あってこその美容というのが本来の在り方では?


ときどき驚く光景は、ママがヘアダイをしている小さな子供をつれていること。
お母さん、しっかりしてください!


自然が贈ってくれた本来の髪色が一番美しいこと、
内側から輝く健康の大切さを教える大人が増えてほしいものです。




桜の枝を少々頂いて桜餅を作りました。

桜餅が大好きなのですが、市販の桜餅はよく見ると商品添加物がいろいろと入っています。 よくあるのが赤色●号、きれいなピンク色が石油のタール色素だったりして……! 桜のにおいも合成香料……!  そこで散歩の途中で、小道に伸びだしていた桜の小枝を少々もらいました。 もちろん農薬な...