2014年12月25日木曜日

寒い冬も、温かくしてくれる花


寒そうな冬空の下、花屋さんで真っ赤な色に吸い寄せられてしまいました。

ポインセチアの赤色で、心も体も温かくなりました。


ポインセチア。今やクリスマスフラワーとして知られていますね。

でも原産国は、南アメリカとのこと。先住民族のインディアンの人々は、茎を切ったときに出る白い液体を解熱剤として使っていたとか。

そう、ポインセチアもまたハーブ(薬用植物)なのです!

とは言っても葉には、毒性があるのでうかつに口に入れたりするのは厳禁です。観賞に徹しましょう。

面白いのは、真紅色の部分は、花ではなくて葉だそうです。そして赤い葉の真ん中にある小さな粒粒が花!

これが花だなんて! 楽しくなってしまいますね。


それにしても花は見れば見るほど不思議な形。まるで何かの玩具のような、また愛らしい形です。

自然界には、不思議がいっぱいあふれている!じっと見ていると、寒さも忘れてわくわくしてきます。


2014年12月19日金曜日

本物の調味料が隠し味のおいしいカレー

骨にしみるような、寒い日が続いていますね。

こんな日は、スパイスが効いたカレーが体を温めてくれます。カレーというと夏のイメージがありますが、スパイスは、風邪予防にもなるものも多いんですよ。

そこで今日は、ゾネントアのカレールウを使ってオーガニックカレーを作ってみました。このカレールウは、すべてオーガニック素材。オーガニックスパイスとオーガニックハーブをブレンドしたものです。

塩味は、自然海塩「青い海」、それに有機醤油「機有るべし」。有機三河味醂を加えました。

ゾネントアのカレールウは、甘口と辛口の2種類を混ぜてみましたが、これがとてもおいしく出来ました。

ちなみにゾネントアは、オーストリアでは有名なオーガニック食品メーカーです。製品は、すべて自然エネルギーを使って作られているとのことで、さすがオーガニック先進国オーストリアですね。

オーストリアでお会いしたゾネントア社長のグートマンさんは、「仕事には喜びがなくてはならない」というモットーを持っており、とても楽しい人でした。


2014年12月17日水曜日

もうすぐ新「オーガニック生活便」をお届けします。

このところ、アイシススタッフは、新しい「オーガニック生活便」13号をアイシスをご愛顧してい方々に発送する準備作業に追われています。

オーストリア特集や、コスメメーカーの記事もありますので、感想などがありましたらぜひお寄せください。


先日も休日返上で発送作業をし、その日は、夕方、お疲れ様会となり、「芋煮」を作りました。



お芋は、大分県の有機農家、赤峰さんが運営している「なずな農園」のもの。
味付けは、「生活便」でお取り扱いのお醤油「磯有るべし」、そして三河味醂。
というわけで、こだわりのオーガニック「芋煮会」となりました。

みんな、おいしい! おいしい! を連発してくれたので、喜んでいたのですが……、

私の料理の腕というよりも、「素材が良ければおいしい! に決まっている」という結論となりました。


2014年12月11日木曜日

12月10日、環境にやさしい「竹の洗剤」を取材するために、山口県防府市に行ってきました。

「竹の洗剤」は、もともと(株)アイシードの中杉さんが山口県の伊藤さんと共同開発したものです。

伊藤さんは、炭焼きの専門家でもあり、地元の木々でつくった炭を地域おこしに役立てたいと活動してきた方です。 到着して早々、右田岳の山の中にある炭窯を見せていただきました。

右田岳の中にに炭窯があります。

泥を使って作った昔ながらの炭窯

 この炭窯で、竹炭も焼かれています。二日間乾燥させた竹は、三日間をかけて炭焼きにかかります。その間、温度調整など、たいへんな作業が続きます。

その後、出来上がった竹炭は、水に漬けられ、約1ヶ月間をかけてそのミネラル分が溶け込んだ抽出液を作ります。ペーハーがちょうど「9(アルカリ性)」になったら出来上がりです。

この「竹の洗剤」は、昔、石鹸などがなかった頃に、草木の灰が洗濯に使われていたことを応用した洗剤です。

取材してあらためて、見かけはただの水のように見える竹の洗剤が、じつはたいへんな手間をかけて作られていることを実感しました。


 伊藤さんによると、竹の洗剤は洗濯に使うだけではなく、「シャンプーとして使ってみてもいいですよ。泡は出ませんが、アルカリ性なので洗浄力もありますし、竹のミネラル成分が頭皮をきれいにし、髪もハリや艶が出てきます」。

なるほど伊藤さんは、70歳を過ぎているとのことですが、髪が多く太い!

中杉さん、伊藤さんと一緒に。

「竹の洗剤」の効果のほどを目の辺りにしました。


 知れば知るほど、竹の洗剤の不思議パワーに引き込まれていった取材になりました。

2014年12月5日金曜日

オーガニック生活便13号編集終わりました

長らくお待たせしました!
新しいアイシス「オーガニック生活便」13号の制作が終わり、
やっと入稿しました。 。

「オーガニック生活便」13号の色刷りです。


今回の特集は、オーストリアの「自然エネルギー&オーガニック最先進国」です。オーストリアは、早くも36年前に国民投票で「原発NO」を決めました。その上、有機農地の割合はヨーロッパ一。

日本では、環境先進国というと、ドイツやスウェーデンというイメージがありますが、それらの国にも、原発があることを考えると、じつはオーストリアこそ本物の環境先進国なのでは?

そのほかオーガニックコスメの新メーカーや新製品、各メーカーの紹介、オーガニックフード、調味料、オーガニックコットン、シルク製品など、オーガニックライフを応援するものを数多く掲載しています。

新しい「オーガニック生活便」の発行は、12月20日頃になります。お楽しみに!!

2014年12月3日水曜日

森林を活用したバイオマスで地域起こし

オーストリアのギュッシング地域は、バイオマスエネルギーで地域おこしで成功したことで知られています。

ギュッシングから来日したバイオマス企業「レポテック」社の社長。
バイオマスから電力を作る設備について説明した。


かつてオーストリアの田舎町ギュッシング市の人々は、エネルギーや電力を得るために一人当たり、年間700ユーロー(102900円)を使っていました。

しかしこのエネルギーは、石油を主体としたものだったので、700ユーローは、外へ出るばかりだったのです。ギッシュング市は過疎地化へと向かっていました。

しかし地元の森林バイオマスエネルギーを活用することによって、この700ユーローは外に出ることなく、地域を循環するものになったのです。

雇用、そして税収も3倍に増え、ギュッシング市は、豊かさがある地域としてよみがえりました。

地域資源を活用してエネルギーを作るということは、その地域の自立と豊かさを作り出すのですね。

オーストリアと同じく、森林が豊かな日本もぜひこの事例を取り入れてバイオマスエネルギーを活用してほしいものです。

オーストリアでは森林から電力も作られている!

原発ゼロのオーストリアでは、森林バイオマスの活用が盛んです。

12月1日(月)、オーストリアの森林技術を紹介するプレス・ランチに参加しました。

主催者は、オーストリア大使館商務部。

オーストリアでは、森林をバイオマスエネルギーとして活用することによって、暖房だけではなく、電力としても活用する技術が進んでいます。

今回の催しでは、森林資源の電力化によって街を再生したオーストリアのギュッシング地域から専門企業が来日しました。


オーストリアの森林活用がテーマになったプレス・ランチ。

森林バイオマスを電力に変えるという技術は、世界でも画期的なものであり、オーストリアならではの再生可能エネルギー技術として注目されています。


桜の香り

さくら餅を作りました♪ 玄米と小豆を炊くときに桜の花と葉をたくさん入れました。 ご飯にくず粉をまぶし、甘未としてディーツまたはメイプルシロップを入れて潰します。 お餅の形にしたら、蒸気で蒸します。 蒸し上がったら桜の花と葉で飾って出来上がり! びっくりするほど美味しくできました。...