テレビの報道を見ていると、異常気象という言葉がさかんに言われ、
なんだか地球はどこか狂っていまったのかという思いに駆られます。
地球は原因不明の病気にかかってしまったのでしょうか?
そうではありません!
よくよくその原因を追究してみると、
これらの大型台風のもともとの原因は、
私たちの暮らし方から出てきたものなのです。
そのもっとも大きな原因は、
石油を掘り出して使い過ぎたこと。
現代社会では、エネルギーの中で
大きな割合を占めているのが石油。
車や飛行機、そして船の燃料として、
そして日用品のプラスチック用品として、農薬の原料として、さらには医薬品や化粧品の原料として、本当に驚くほど、石油が使われています。
石油が初めて大型機械で掘り出されたのはアメリカ。
1859年にペンシルバニア州でのこと。
以来、石油の大量消費が始まりました。
石油の大量消費は、空気中に二酸化炭素を増やし、
これが温暖化の原因を作りだしました。
そのほか農薬や医薬品、洗剤などの合成成分は、
自然界で循環できないために、
河川や土壌汚染を引き起こしました。
台風は、熱帯地方で生まれますが、本来は海で冷やされて小さくなってしまうのが、
最近は、海温が高いため、さらに膨張して、大きな台風となって日本にまで来るのです。
つまり大量の石油を消費する生活が、
異常気象の大きな原因になっています。
日常品や化粧品を石油合成成分ではなく、
自然なものから作り、
そして再生可能エネルギーを現実化していくことは、
環境をきれいにし、
異常気象をストップさせる上でも意味があるのです。
となると、今こそ、
私たちは、毎日、使うものを真剣に考え直さなければ!
今年の夏は、さらに世界中で最高温度を更新しそう! |
森は、地球の空気を増やし、 二酸化炭素を吸収して地球温暖化を和らげてくれます。 森をもっと大切にしたいですね! |