世界各地で飲まれてきたココナッツオイルは伝統医療にも使われてきました。
インドではアーユルヴェーダの治療薬として、やけど、皮膚治療に使われてきました。インドネシアではやけどや怪我にココナッツオイルを塗り込むなどの手当に使われてきました。
それというのもやはりココナッツオイルに含まれているラウリン酸の効能が治癒に役立つからなのです。抗菌力が高いラウリン酸は、傷口を細菌から守りながら、皮膚を早く再生してくれるのです。
これらの地域の人々はラウリン酸などという物質を知らなくても経験的にココナッツオイルが、何よりもたよりになる薬になることを知っていたのです。
(木村)
経験的に実感してきたことが、現地の伝承として残り、ヤシの実を利用してきたのでした。 |