2014年12月3日水曜日

森林を活用したバイオマスで地域起こし

オーストリアのギュッシング地域は、バイオマスエネルギーで地域おこしで成功したことで知られています。

ギュッシングから来日したバイオマス企業「レポテック」社の社長。
バイオマスから電力を作る設備について説明した。


かつてオーストリアの田舎町ギュッシング市の人々は、エネルギーや電力を得るために一人当たり、年間700ユーロー(102900円)を使っていました。

しかしこのエネルギーは、石油を主体としたものだったので、700ユーローは、外へ出るばかりだったのです。ギッシュング市は過疎地化へと向かっていました。

しかし地元の森林バイオマスエネルギーを活用することによって、この700ユーローは外に出ることなく、地域を循環するものになったのです。

雇用、そして税収も3倍に増え、ギュッシング市は、豊かさがある地域としてよみがえりました。

地域資源を活用してエネルギーを作るということは、その地域の自立と豊かさを作り出すのですね。

オーストリアと同じく、森林が豊かな日本もぜひこの事例を取り入れてバイオマスエネルギーを活用してほしいものです。

長寿村でのんびりお正月

  今年のお正月は、山梨県にある長寿村「棡原」で過ごしました。 宿での朝夕の食事は、ほぼ自家栽培の野菜料理。大根、イモ類、白菜、ニンジン、小松菜などなどなど、甘みと深みのある味わいの野菜に飽きることはありませんでした。 棡原は、近藤正二博士の研究で有名になった長寿村。明治や大...