毎年6月中旬頃、長野県のハーブガーデンに行き、みんなで植物エキスを作る作業が恒例になっています。
みんなでハーブを一つ一つ摘み取った後、有機栽培の穀物から作ったアルコールに漬け込みをします。この作業は、オーガニックコスメメーカー『アルテ』の化粧品作りの応援です。
化粧品の全成分を見たとき、植物エキスとあれば、天然成分と思ってしまいます。
でも実は、植物エキス=天然成分とは言えない現状があります。
植物エキスは、植物と抽出溶剤から構成されています。
しかし一般的なコスメの場合、原料会社が販売している植物エキスは、その抽出溶剤として、合成成分のBG、ペンチレングリコールがよく使われています。BGやペンチレングリコールには、防腐効果もあるため、腐らない植物エキスが作れるため販売にとって好都合だからです。
そんな『アルテ』の考え方に共感して、『オーガニック生活便』のスタッフも共感して、作業の手助けに行っています。
美しいアルプスの山々に囲まれたオーガニックハーブガーデン。
心地よい香りに包まれて、ラベンダーや薔薇、スイカズラ、メリッサ、カミツレなどのハーブを摘み取る作業は、至福の時間です。
毎年、この作業に人が集まってくるのは、『アルテ』の応援というよりも、参加する人自身が楽しいからというのが本音のようです。