最近は、キラキラと光るような青空が広がる日が続いています。
いつもの散歩道には、柿の実がたわわになっています。
カラスや名前がわからない鳥もよく来て、柿の実をつついています。
先日、私も少し柿の実を頂こうと木に近づきかけたとき、何か二匹の動物がいました。
最初は、猫かなと思ったのですが、狸でした。
そんな近くで見るのは初めてで、思わず立ち止まってしまいました。
幸い、狸のほうは、この人間なら大丈夫と思ってくれたのか、
のびのびと、暖かな日差し中で寝そべったりしてました。
多分、ペアなのでしょう。
二匹とも、「今日は気持ちがいいね」という顔で目を細め、柿の木の下でうとうとしています。
実りの秋、鳥も動物も、そして私も一緒に柿の実を食べている。
この地球で一緒に恵みを分け合って生きているーーー
なんだか私も仲間に入れてくれたようで、とても幸せな気持ちになりました。