最近、気になるのがプラスチックゴミ。
ペットボトル、ビニール袋、ストローなど、私たちが毎日、使っているものを始め、そのほかのプラスチック製品などが、海で細かいプラスチックゴミになって漂っているというのです。いわゆるマイクロプラスチックゴミ。
痛ましいのは、魚やそのほかの海に棲む生物が、マイクロプラスチックを餌と思って食べてしまっていること。海のあらゆる生物が激減するという予想も出ています。
当然のことながら、そうした魚や貝類は、私たちの食卓に。
ということは、マイクロプラスチックは、私たちのからだにも影響を及ぼしており、アレルギーや体調不良、深刻な病気の原因となります。
今や世界のどこでも、日常生活で、ペットボトル、ビニール袋、ストローなど、使い捨ての石油製品が氾濫しています。それらは自然界では循環できないゴミとなります。
石油製品が世界的に使われるようになったのは、ここ50年ほど前からですが、ついに、その結果が、私たちの生活に影を投げかけているのです。
とくに日本の近海は、プラスチックゴミの多さが、他の海の平均に比して、27倍という高さになっているそうです。
マイクロプラスチックゴミから海を守るために、自然界に循環できないビニール袋などを使うことを禁止する国(ベルギー)も出てきています。
世界的に「プラスチック製品を使わない、作らない」ことが求められています。
そして自然界で循環する素材で、あらゆる日用品を作り直すことが求められています。
不可能なようでも、踏み出さなければ、幸せな未来はありません。
まずは、自然素材のマイバッグを持ち歩くこと、そして出来るだけ飲み物は、ペットボトル製品を買わずに、ステンレスなどのマイ容器に入れて持ち歩きましょう!