大分県の国東半島・長崎鼻岬に行ってきました。
ここでは今、段々畑に菜の花が咲きほこり、その数、2万2000本というスケール。
半島なので、菜の花畑の向こうは海! という絶景を楽しめます。
地域起こしとして7年前から始まり、毎年、菜の花畑が広がっていきました。
海が見える菜の花畑。 菜の花は、在来種にこだわっています。 |
これがオーガニックのなたね油になります。 見て楽しみ、おいしく食す地域起こしです。 |
素晴らしいのは、たんにきれいな景色で人を集めようというのではなく、
徹底してオーガニックにこだわって、地域(豊後高田市)が取り組みをしていること。
オーガニック栽培で育てた菜の花は、食用のなたね油として販売しています。
菜の花の種は、毎年、しっかりと種がとれる在来種。
絞り方も、化学溶剤を使うことなく、低温圧搾法で手間をかけて搾油しています。
そんな危惧を抱いた地元の近藤さんが、本当に安心安全ななたね油をみなさんに届けたいという思いで、こだわりのなたね油作りを続けてきました。
市も近藤さんを積極的に応援しています。
そして夏には、菜の花畑はひまわり畑に変わるそうです。
海の見える広大な花畑を楽しんでもらい、そして安心安全なオーガニックオイルを食卓に。
本当に素敵ですね!
地域起こしはやはりオーガニックでなきゃ!
自然環境も守り、人の健康も守れます。そして子供たちに胸を張って話せます。
こんな素敵なオーガニックな取り組みをする地域が、もっともっと増えるといいですね!