2015年11月13日金曜日

地産地消の自然エネルギーで元気になる

その土地の農産物で地域起こしをしよう! とは少し前から言われています。
最近、新たに注目されてきたのは、そこの土地で造れる自然エネルギーで地域活性化をしようという考え方です。

というのは、もはや原発エネルギーは、未来に大きな問題を残すものであることが誰の目にも明らかになってきたためです。

以前は、原発を使うメリットとして、「コストが安い、クリーン(CO2を排出しない)」ということが強調されていました。しかし福島原発がおきた後、じつは原発ほどコストが高いエネルギーはないのではないか、そして確かにCO2は出ないけれど、放射能というもっと危険な汚染物質を放出し、何万年先も不安を残す、ということが誰の目にも明らかになってしまいました。

(にも関わらず、相変わらず原子力を使おうという動きが出ているのは、本当に不思議です)。

じつは、日本は、ソーラー、風力、水力、地熱など、自然エネルギーの分野においては、世界の最先端をいく技術を持っていることで知られています。

こうした自然エネルギーは、それぞれの地域の自然を活用して作れるエネルギーです。それゆえに地域での雇用を増やすことにもなります。地産地消の野菜が、地域おこしになりそして人の健康を守るように、エネルギーもまたそうなのです。

外国から石油や天然ガスを買うよりも、もっと地域の自然エネルギー産業を活性化するべきでしょう。
自然エネルギー先進国、日本を目指しましょう!(水上)


●原発ゼロのオーストリアでは、豊かな森林を活用してバイオマスエネルギーが盛ん。
とくに森林の地域起こしで成功したギッシング村が有名です。
11月はじめ、静岡県で開催された「自然エネルギー」の講演会に行ってきました。

●自然エネルギーをもっと推進しようという声が全国的に大きくなってきました。


長寿村でのんびりお正月

  今年のお正月は、山梨県にある長寿村「棡原」で過ごしました。 宿での朝夕の食事は、ほぼ自家栽培の野菜料理。大根、イモ類、白菜、ニンジン、小松菜などなどなど、甘みと深みのある味わいの野菜に飽きることはありませんでした。 棡原は、近藤正二博士の研究で有名になった長寿村。明治や大...