殺虫剤や農薬を使うのが当たり前になっている今の生活。
もし虫さんたちがいなくなってしまうと、世界は大変なことになってしまうのに!
たとえば、木の葉や木の枝、そして動物の糞や死骸など、分解して土にしてくれるのが虫さんたちの役目。もし虫さんたちがいなければ、地上は、木の葉や木の枝、動物の糞や死骸がいつまでもそのままの形で積み重なっていくことに。
そうならないのは、まさに虫さんたち、そして微生物のおかげ。彼らはせっせと残骸を食べて、土に還してくれるのだ。この土は栄養豊富で、新しい植物が大きく育つ。まさに虫さんたちは、自然界の循環の担い手なのだ。
虫さんたちの働きは、ただ分解するだけではない。
ミツバチや蝶々など、飛んでいる虫たちは、果物や野菜、ベリー類が実るように受粉をしてくれている。もしそんな彼らがいなければ、果物や野菜、ベリー類は不作になってしまう。
残念ながら、なんと虫嫌いの人が多いことか。
虫食いがない野菜や果物を作るために、毎年農家は、大量の農薬を散布。そして生活でも家では殺虫剤を使い、園芸でも農薬を使う。
そのおかげで、70%の虫はすでに絶滅しているのではという報告も出ている。
とくにミツバチたちは、ネオニコチノイド系農薬のおかげで年々、突然、空っぽになる巣が増え続けている。ネオニコチノイド系農薬は、虫の神経に作用するので、ミツバチたちは方角がわからなくなり、巣に還ることが出来なくなってしまうのだ。
農薬は、人間にとっても有害で様々な病気の原因になる。
栄養豊かな土を作り、様々実りをもたらす虫さんたち。彼らがいなくなれば地球はゴミの山になり、豊かさもどんどん消えていく。
変わった形をしているというだけで、「あっちへ行って!」と嫌がらないで、
本当はこう声をかけてあげられたら
――いつもありがとう!
そうすれば、地球は本当の楽園になることだろう!



