TVを見ていたら、「魔法の原料と言われるナフサ」という言葉が出てきてギョッ!!
放送はこんな内容。
「中東戦争によって石油が不足し、ナフサも不足。ナフサは、農薬、包装容器類、
医薬品、布製品とあらゆる分野で使われ、どんなものにも変わることができるまさに魔法の原料です」。
ナフサは、石油の原油を燃料にする際に出てくるゴミです。
上品な言い方をするなら余剰生産物です。原油を精製する際に約7~8%ほどがナフサとして残ります。
石油は、1860年頃にアメリカで機械による大量採掘が始まり、最初は燃料や灯油
として使われていましたが、そのうちにさらに利益を目指して精製過程でナフサも使用して様々なものが作られるようになったのです。
気がつくと、私たちの生活周りは、石油原料が化けた化学物質製品だらけに!
「軽い」、「腐らない」と重宝されて、ペットボトル、農薬、薬、化粧品、様々なプラスチック製品、ポリエステルなどの化学繊維等にも使われるようになり、今やナフサがないと困ってしまう企業だらけに。
でも地球環境は石油のおかげで便利どころかどんどん悪化。
石油燃料の使い過ぎで二酸化炭素が増え続け、温暖化による異常気象が深刻化。さらにナフサで作られたプラスチック製品がマイクロプラスチックとなって、河や海、土壌汚染が深刻化。
そんな事態を考えると、とにかく早く石油を使うのを止めないと、地球環境はもっと大変なことになってしまう!!
早く「脱石油」を!
世界中がそうは思っていても、ガソリンもプラスチック製品も相変わらず使い続けてきました。
しかし今、戦争によって石油が無くなってしまった……!
もう農薬もペットボトルもプラ容器も作ることができない……。
戦争は、最大の環境破壊です。でも戦争による石油危機によって、やっと現代生活が少しは脱石油に向かうでしょうか。なんとも皮肉な話です。




