お米の価格がいっこうに下がりませんが、それはともあれ、今年も山梨県の平林で稲刈りをしました。この日、集まったのは、「オーガニック生活便」スタッフや自然食品店の方々、そして平林在住のUFO研究家など、仕事も立場も色々。
秋晴れの空には、富士山がくっきり!
早くも頂上付近は白い雪が載っていましたが、その下は赤みがかった紅葉が広がり、
美しい山の姿に見守られながらの作業になりました。
酷暑の夏にも関わらず、今年のお米は順調に実り、天日干しにすると秋の日差しの中できらきらと金色に輝いて幸せ心地に。
それにしても心配な日本の自給率38%。
世界と比べてみてもかなり低い……
さらに農業をする人がどんどん減っているとのこと。
でももし日本が100%自給率を目指しても、今の1億3千万人を養えのは無理かもという説も出ています。というのは、江戸時代の日本は、鎖国して完全に自給自足だったけど、そのときの人口は約3000万人。日本の国土の大きさや事情から、それが自給自足できる最大の人口だそうです。
これから食糧危機が始まるという話もよく聞きます。これまで日本は、海外から農産物を買うことでなんとかなっていたけど、やがてお金があっても食料が買えなくなるのでは。
国は、「年金制度」や「社会保障制度」を守ることばかり問題にしているけど、一番考えないといけないのは、やはり日本の自給率をあげること。だっていくら制度があっても食料が手に入らないというでは話にならないよね。
これからは、みんなが「兼業農家」になるのもいいのでは?
どの程度、農業に関わるかはそれぞれの事情に合わせて、毎日、農作業をする人もいれば、週1回、月1回でも良いと思う。誰もが少しでも大地に触れる機会を持てば、地球と一緒に生きていくためにどうすればいいのかもっと真剣にみんなで考えるようになるはず。
というわけで「オーガニック生活便」は、「オーガニックガーデン倶楽部」を募集中です。