今年も山梨県で「天空の縄文米」の田植えをしました。
山梨県の平林は、標高700メートルにある村です。
この地域には、四季折々の富士山が望める美しい棚田がありますが、最近は、高齢化が進んでいます。そのため、夏の除草作業が大変な米作りは、無農薬でやりたくても、除草剤にたよらざるを得ないとのこと。
しかしこの村から流れる川は、下にある平地の水田にもつながっており、除草剤の影響が以前から気になっていました。
そのため3年前から簡単・除草法による無農薬米作りを始めました。
簡単・除草法とは、「鉄タンニン」の活用。
葛の葉と壊れた農機具や鉄くぎなどを袋に包み、水田に水が入ってくるところに置くだけです。そうすると葛のタンニンと鉄が反応して、黒い「鉄タンニン」ができ、これが田んぼ全体に流れていきます。
「鉄タンニン」は、雑草の芽が伸びるのを抑えてくれ、同時に稲の生育を促します。
今年の田植えに集まったのは、「オーガニック生活便」のスタッフ、自然食品店を営む人、会社員、陶芸家、UFO研究家、キャンプ場のオーナーなどなど。曲がりくねった畝になりながらもなんとか終了しました。
お昼は、富士山が見えるお蕎麦屋さん。
この店で打ったお蕎麦やうどんを食べながら、平和な縄文時代の話で盛り上がりました。
今年もきれいなお水と環境を守るために「天空の縄文米」を頑張って作ります。