2018年12月10日月曜日

自然は、天才アーティスト



例年より温かい日が続いたせいで、樹々の紅葉がいつより遅くなりました。
それでもようやく秋から冬へいたる日の美しい景色が見られるようになりました。
いつもの場所が違った風景に見えます。

緑から、黄色、だいだい、赤、ピンク、紫と、様々に変化した葉の色が、はっとするほど美しい景色を作り出しています。

日本にもともとあった紅葉は、少しくすんだエンジ色。
辺りと調和してしっとりととした景色を作り出します。


光が通り過ぎるとき、まるで画家が描いたような絵画があちこちに出現し、
私の足を止めます。
その絵画の色は完璧な調和を奏でて、見る人の心を感動させ、喜びを湧きあがらせます。

赤、黄、緑、自然の画家は、色を操る魔法使いです。


このごろの散策は、自然という天才アーティストが描いた絵画展巡りのようです。

息を飲むほど、鮮やかな色彩の饗宴。

ただただ凄い!


2018年10月31日水曜日

地球を豊かにしてくれる秋の枯れ葉


秋になると、当たり前のことですが、あちこちに枯れ葉が舞い落ちています。
この枯れ葉は、ミミズや微生物によって分解され、やがて栄養豊かな土に変わります。
 
いつもの川沿いの散歩道にも枯れ葉が
陽ざしの中で光っています。
もともと地球は、岩石に覆われていました。やがて植物が生まれ、次に動物が登場。植物や動物が死ぬと、岩石と混じって腐食した土となり、地表が美しい緑で覆われていったのです。



澄んだ秋の陽ざしが紅葉した樹々を映えさせて。

つまり枯れ葉は、さらに土を増やしてくれるものなのです。


きれいに紅葉した一枚の葉は、栄養豊かな土になります。

ということは、年々、この地球は豊かになっていくことになります。

ところが……、今、世界的に土が痩せていく問題が起きています。

土が痩せていく理由は、まずは森林伐採。森が切り開かれると、直接、地表が風雨にさらされ、土が流出してしまうのです。
さらに農薬や化学肥料を大量に使用する農法も土が痩せる原因です。それによって微生物やミミズがいなくなり、土の腐食が進まず、風によって飛ばされやすい砂になってしまうのです。
植物や農作物がよく育つ、養分のある土は、地表から深さ20センチメートルぐらいまでしかありません。だから、その部分が流出してしまうと、痩せた土地になってしまうのです。
実りの秋のデザート、鳥たちも喜んでいます。

実は、世界の土地の約3分の1が、以前より痩せていっている(2011年、国連食糧農業機関の報告書)というのですから深刻です!
ある農業研究所によると、1センチの肥沃(ひよく)な土が出来上がるまでに、なんと約100年から数百年もかかるそうです。

年々、地球は豊かになるはずだったのに……。
人が豊かになろうとしてやってきたことが、実は本当の豊かさを壊してきたのかも

今年は、枯れ葉が格別に愛おしく見えます。
公園の丘を覆う枯れ葉の絨毯。
どんぐりの実も混じっています。


2018年10月11日木曜日

秋のキャンドルナイト


 アイシスのオフィスがある地域は、八王子市の閑静な住宅街。
幸いにもまだまだ緑が多い地域で、三つの電車の駅が連なるほど長い川沿いの道公園が魅力です。
この道公園では、春は桜のトンネル並木となり、四季おりおりに季節の花が咲きます。
鳥が食べられる木の実も多いせいか、ムクドリやメジロ、ヒヨドリ、カワセミなどいろいろな種類の鳥を見かけます。





先日、この川沿いの道公園で、キャンドルナイト祭りがありました。
夕方から8時くらいまで、道路に沿って、えんえんと蝋燭の火が灯りました。




いつもの夜の風景が、とても幻想的な雰囲気に一変。
キラキラのイルミネーションと異なって、自然の炎の演出は、とてもやさしく神秘的。
ゆらゆらした灯りが樹々や道、川の流れと溶け合い、
大人も子供たちも、ゆったりとした時間に包まれて、行ったり来たりしていました。




夜が早くやってくる秋になると、
なんとなく寂しくなってしまいますが、
こんなキャンドルナイトがあると、なんだかほっと温かい気持ちにさせられます。

この地域の住民がボランティアで参加した一夜のキャンドルナイト。
みんなの力が作り出した、幸せなひとときでした。




2018年9月21日金曜日

ちょっと不思議な蝶との出会い

ときどき、山梨県の山間にある小さな村に出かけます。

ここで民家を借りており、自然に親しむひとときを楽しんでいます。
民家のすぐわきには、小川が流れており、家の中はいつもその川の音に包まれています。
自慢は、縁側から富士山が見えること。
縁側からこんな富士山が見えます。
富士山はその日によって雰囲気や色が変わります。
 
先日、村では、ナチュラルライフをテーマにしたイベントがありました。
自然を求めて移住してくる人が多いところです。


庭では、季節ごとに、オダマキ、ユリ、桔梗など、いろいろな野生の花がまるでぱっと目が覚めたみたいに咲きます。
突然、庭にこんな可憐な花が咲いていて、びっくり!



ここでは、畑を作ったり、草刈をしたり、野草を料理にしたりと、都会ではできない暮らしを楽しんでいます。
サラダに民家の庭で咲いていた赤い花をアレンジしました。

トンボや蝶など、最近ではあまり見なくなった虫もよく飛んでいて、懐かしい心地になります。



その朝、ちょっと不思議なことがありました。
民家の中に入ってきた一匹の蝶が、私の左指の人差し指にとまったまま、動かなくなったのです。
左指にとまったままの不思議な蝶さん。

茶色の目のような、不思議な模様がある蝶です。
蝶は、何故かすっかり気に入ってしまったらしく、蜜を吸うときの長いストローのような口を伸ばし、人差し指のあちこちに触るので、くすぐったい感じが続きました。

私がじっとのぞき込んでも、
蝶は目をくりくりさせながら止まったまま。
だんだん可愛くなってきて、追い払う気にもなれず、そのままにしてキッチンで朝ごはんを作り始めました。

左手は蝶が止まったまま、右手だけで野菜を切ったり、卵を割ったり。
きっとガスレンジの火をつけ、料理の匂いがすれば、
蝶は飛んでいくだろう……



ところが朝ごはんが出来上がっても、蝶はそのまま長い口を伸ばして、
私の人差し指のあちこちを吸い続けていました。

『でもそこでは蜜は吸えないでしょう、
さあ、自然の中に帰りなさい。』

そう言いながら、庭に出て、蝶を赤い花の上に移そうとしました。
途端に、蝶はまるで夢から覚めたように舞い上がり、
遠くへと行ってしまいました。

なんとその蝶は、40分以上も私の人差し指に止まっていました。
もし赤い花の上に移そうとしなかったら、
それ以上の時間になったことでしょう。

自然と一緒に生きるという言葉が、
指の上のくすぐったさになって残り、
一日中、不思議な、そしてふんわりとした温かさになって、
私を包んでいました。



蝶さん、ありがとう!
ときどき自然は、奇跡のような、素敵な出来事を贈ってくれます。

2018年9月5日水曜日

ヘアダイの不安


今やヘアダイは、世界中で当たり前になっていますね。

女性は年代を問わず、若い男性もヘアダイがオシャレになっています。
なにしろサッカー選手やタレントさんまでヘアダイをする人が多いのですから、その影響は大きいですね。


でもヘアダイは、もう何年も前から、あちこちで発ガン性があることが言われてきました。
アメリカ、北欧、そして日本の医療研究機関で、ヘアダイは、リンパ腫や乳がんなどにかかりやすくなるリスクが報告されています。
実際、乳がんになる確率は、4人に一人、3人に一人と年々増え続けています。


怖いことに、実はヘアダイに限らず、この数年間に、どんどんからだにリスクをかけるオシャレが増えつづけています。
エクステ、カラーコンタクト、ネイルアートなど、いずれも石油系合成成分で作られたものです。
つまり見かけのオシャレを追求すればするほど、体が合成成分の影響を受けることになります。



はたして体に深刻なリスクをかけるオシャレが、本当の意味で美容と言えるのかとても疑問です。
健康あってこその美容というのが本来の在り方では?


ときどき驚く光景は、ママがヘアダイをしている小さな子供をつれていること。
お母さん、しっかりしてください!


自然が贈ってくれた本来の髪色が一番美しいこと、
内側から輝く健康の大切さを教える大人が増えてほしいものです。




2018年8月24日金曜日

「奇跡の葡萄」を収穫しました!


「奇跡の葡萄」を収穫しました!

今年も「奇跡の葡萄」を収穫するために大集合!


「オーガニック生活便を運営しているアイシス編集部は、山梨県で、有機栽培の葡萄を育てています。

オーガニックな植物を育てることが、自然のことを知り、そして自然の声に耳を傾けることになると考えて続けています。
 
幸い、この日はちょっと涼しい風が吹き、
作業はわきあいあいと楽しく進みました。

葡萄は、一般的には、無農薬で育てるのは
とても難しいと考えられています。

青森県で初めて無農薬栽培で成功した林檎が「奇跡の林檎」と
呼ばれていますが、そのことにちなんで、
アイシス編集部では、「奇跡の葡萄」作りと言っています。


もうひとつのこだわりは、「種アリ葡萄」であること。

最近は、種のない葡萄が一般的ですが、そのために実は
「ジベレリン」という薬剤が使われています。

「ジベレリン」は、植物ホルモンの一種で、
これを葡萄の房につけると、種無し葡萄が出来ます。


確かに食べるときにはいいかもしれないけれど、
オーガニック派としては、
化学薬剤が必要な「種無し葡萄」は、なんだか不安です。
それに実は、「ジベレリン」を使うと、
葡萄の味は薄くなってしまう傾向があります。


というわけで、アイシス編集部は、一般的な葡萄栽培とは異なり、
無農薬そして「種アリ葡萄」を育てています。


そんなやり方で果たして収穫は? 味は?
よく心配されるのですが、毎年とても濃い味の葡萄を、
かなりの収穫を得ています。
まさに「奇跡の葡萄」です。


例年は、8月末日に収穫ですが、今年は、例年以上に暑かったせいで、
収穫も8月の半ばになり、ボランティアの方々も加わって作業をしました。
とくに販売することはなく、お世話になった方たちに贈っています。

今年も「奇跡の葡萄」を収穫するために大集合!


送った方々から、「こんな甘い葡萄ってあるの!」という感想をいただき、スタッフ一同とても「満足」。
農家の方にとって、食べた人から「おいしい!」と言われるのが「一番幸せ」ということを聞きますが、その気持ちがよくわかります。

「種アリ」の奇跡の葡萄の味は最高です!


2018年8月17日金曜日

今年もオーガニック・バジルペーストを作りました!


町田の借り農園で、スタッフが先日、バジルを収穫。
苗から一か月半で3倍に成長したバジル。

実は私がお願いして、バジルを育ててもらっていたのです。
今年は季節の廻りが早く、バジルの花が咲き始めたので、急いで収穫してもらいました。
本当は、花が咲く少し前に収穫するのが一番で,そうすると、色も香りも最高のバジルペーストができます。
 
☆ペースト作り☆
収穫後、瓶詰めしたバジルと材料。
バジルに松の実、にんにく、オリーブオイルを加えて、ミキサーで粉砕。
材料はすべてオーガニック。
それだけで緑のバジルペーストの出来上がりです。

このバジルペーストを冷凍庫に入れて常備しておけば、1年間、楽しめます。
こだわりの食材と一緒にクッキング♪

早速、バジルパスタを作ってみました。
口いっぱいに広がったバジルの香りで、とてもハッピーな気分に。
 
できあがり~😋

実はバジルは、気持ちをぱあっと明るくする、うつ病予防のハーブ。
美容的には、若返り効果があると言われています。

バジルペーストがあれば、パスタの他に、ピザ、キノコやナス、ジャガイモ、卵、魚、貝類にあえるだけで、いとも簡単に贅沢なイタリアン料理が出来てしまいます。


毎年、オーガニック・バジルペーストを作っていますが、1年間がとても楽しみになり、ほっとした気分になります。
いつもは、バジルを購入してバジルペーストを作るのですが、今年はスタッフが育ててくれたバジルなので、なおさらおいしく感じました。
ささやかだけれど、オーガニックな贅沢です。