2015年1月23日金曜日

認証マークが付いていれば、 本当に安心?

「フレグランスジャーナル」社から依頼があり、
雑誌「フレグランジャーナル」2月号のために原稿を書きました。
タイトルは、「世界のオーガニック・コスメ認証の現状」です。

昨今、消費者の信頼感を得るために、海外の認証を取得する
化粧品メーカーが増えてきています。

でも心配なのは、「海外の認証イコール安心」と言えるのかということ。

たとえばEUの多くの認証団体がオーガニックコスメ認証において、
「安息香酸Na」や「ソルビン酸」などの石油系防腐剤を「使用可」としています。
認証マークがついていても、必ずしも天然100%というわけではないのです。

「安息香酸Na」や「ソルビン酸」は、旧厚生省がアレルギー性があるとして「102種類の旧表示指定成分」に入れた成分です。

現在、海外のいろいろな認証団体があり、厳しい基準もあれば、
緩い基準もあるというのが現状です。

「認証マークもあまり信頼できないとなると、
何を目安にしたら本当に安心できる化粧品を選べるの?」
そんな疑問が当然出てきますが、
その答えは、まずは全成分をしっかり見ること。

たとえ認証マークがついていても、
怪しい合成成分らしきものがあれば、
化粧品成分辞典でしっかりチエックしましょう。
たとえば日本オーガニックコスメ協会のサイトにも、
化粧品成分辞典があります。

アイシスの化粧品選ぶの基準は、
石油系の合成成分を一切使っていないことです。
というわけで、
アイシス「オーガニック生活便」に掲載してある化粧品であれば、
すでに全成分についてチエックしてあるので安心です。

「フレグランジャーナル」2月号の原稿には、
世界の認証団体の基準を比較した表も入れましたので、
興味がある方はぜひ読んでくださいね。

本当に安心できる化粧品選びにおすすめ。日本オーガニックコスメ協会の監修で、アイシス編集部が制作しました。掲載してある化粧品は、ずべて石油系合成成分は使用されていません

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