2014年10月6日月曜日

環境ホルモンを忘れないで!

一昔前に、「環境ホルモン」というものが話題になったのをみなさん覚えていますでしょうか。

オスなのにメスのような特徴がある貝や魚の写真が次々と新聞紙面を飾り、ショッキングなニュースが広がりました。ところが、この「環境ホルモン」は詳しいことが解明されていないからか、すぐに話題から消えてしまい、今やそんな言葉を耳にする機会もなくなってしまいました。とはいえ、この「環境ホルモン」の問題が解決されたわけではありません。環境ホルモンが疑われる化学物質は、いまだ世の中にたくさん存在しています。

 環境ホルモンは、「"内分泌かく乱作用"をもつ物質」のことで、正式には「内分泌かく乱物質」といいます。ホルモンに似た働きをすることから、動物の生殖系などに影響を与えてしまう物質です。まだ詳細は解明されていませんが、動物や魚の異常生殖が報告されており、これが環境ホルモンが原因ではないかと考えられています。人体への影響はまだ不明なことが多く、はっきりしたことはわかっていないようです。

 まとめると、「詳しくは解明されていないけれど、生物に重大な悪影響を及ぼす可能性がある物質」です。まだ危険性がよくわからない=安全ではありません。 環境ホルモンの疑いのある化学物質は、化粧品の原料にもたくさん使われていますが、わざわざそのような疑いのある物質を肌につけなくてもよいのでは、と思うのです。安心できる植物原料だけでつくられたコスメがあるのですから。

 環境ホルモンの疑われる物質は、たくさんありますが、一部あげると、パラベン、フタル酸エステル類、オキシベンゾン、ブチルヒドロキシアニソールなどがあります。